総合旅行業務取扱管理者試験の試験概要

総合旅行業務取扱管理者試験について、概要を表にまとめてみました。
まずはこちらをご覧いただいた上で、特筆すべきポイントをご紹介したいと思います。
試験名 | 総合旅行業務取扱管理者試験 |
---|---|
資格区分 | 国家資格 |
運営団体 | 一般社団法人 日本旅行業協会(JATA) |
受験資格 | 受験資格の制限はなし
注) |
試験日 | 毎年10月中旬 |
試験開催地 | 全国9会場で実施
北海道(札幌市)、宮城県(仙台市)、東京都(区部2会場)、愛知県(名古屋市)、大阪府(吹田市)、広島県(広島市)、福岡県(福岡市)、沖縄県(那覇市) |
合格発表 | 毎年11月下旬 |
受験申込期間 | ■郵送の場合
毎年7月上旬〜8月上旬
■受験願書を直接持参 |
受験料 | 6,500円(申込み受付後は返金不可) |
試験形式 | マークシートによる4肢択一形式/多肢複数選択形式 |
試験科目 | (1)旅行業法及びこれに基づく命令
(2)旅行業約款、運送約款及び宿泊約款 |
試験時間 | 200分
※4科目を200分で実施します |
合格ライン | 各科目100点満点中、60点以上が合格基準ライン
(合計点数の60%以上ではない点、ご注意) |
試験の科目免除 | ■国内旅行業務取扱管理者試験の合格者
以下の2科目の試験が免除されます。
■前年度試験の以下科目の合格者 |
申込み
お問い合わせ |
一般社団法人 日本旅行業協会(JATA)
URL:http://www.jata-net.or.jp/ |
国内試験と総合試験とでは運営団体が異なる?
総合旅行業務取扱管理者試験と国内旅行業務取扱管理者試験は両方とも国家資格ではありますが、試験を運営している団体が異なるんですね。
国内試験は「全国旅行業協会(ANTA)」であり総合試験は「日本旅行業協会(JATA)」となってますので、試験の詳細についてはそれぞれの公式ホームページで確認するようにしましょう。
科目免除制度アリ!ただし気を付けることもアリ!
総合旅行業務取扱管理者試験では、上記の表に記載している通り、国内旅行業務取扱管理者試験に合格している場合と前年度試験で「国内旅行実務」「海外旅行実務」の科目合格している場合に限り、試験科目が免除されます。
ただし、以下のような問い合わせがよくあるそうなんですが、いずれにおいても試験科目は免除されませんので注意ください。
あくまでも資格試験に合格している場合のみ適用されますので、科目合格の時点では免除対象にはなりません。
総合旅行業務取扱管理者試験については国内の合格発表前に試験があり、仮に国内試験に合格している場合でもその時点では結果がわからないため、総合試験の科目免除にはなりません。
合格基準は各科目6割以上
各科目の合格ボーダーラインは6割以上となっており、すべての科目で合格基準を満さないと試験の合格は認めてもらえません。
「国内旅行実務」と「海外旅行実務」は科目合格さえしていれば次年度の科目受験は免除されますが、2年以上も受験勉強を続けたい方も稀だと思いますので、なるべく一発で合格できるように準備していきましょう!
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