旅行業務取扱管理者には国内と総合の2種類の資格がある

国内?総合? 2種類ある旅行業務取扱管理者の違いとは?
旅行業務取扱管理者には国内旅行業務取扱管理者と総合旅行業務取扱管理者という2種類の資格があります。
国内は国内向けの旅行業に、総合は国内/海外の両方の旅行業に関連する資格であるというのは資格名の通りなんですが、もう少し掘り下げると以下のような切り分けが出来ます。
国内旅行業務取扱管理者 |
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国内旅行の業務のみを取り扱う営業所には、この資格を持つ者を旅行業務に関する責任者として選任する必要があります。 |
総合旅行業務取扱管理者 |
国内・海外両方の旅行業務を取り扱う営業所には、この資格を持つ者を旅行業務に関する責任者として選任する必要があります。
※国内旅行の業務のみ取り扱う営業所にこの資格を持つ者を選任することは可能です |
資格が2つに分かれているのと同じく、旅行代理店として取り扱う旅行の種別が国内のみか、もしくは海外も含めた旅行全般かでその営業所に配置しないといけない有資格者が分かれてきます。
それらの責任者として業務を行うことが出来るのが国内旅行業務取扱管理者と総合旅行業務取扱管理者であり、総合旅行業務取扱管理者に関しては全て国内・海外の旅行業の責任者として業務を担うことが出来ます。
!ポイント!
「旅行業務取扱管理者」資格は国内、総合と2種類の資格があり、総合の資格であれば国内だけでなく国外の旅行業の責任者としても選任できます。
結局資格を取るならどちらが良いか?
それは当然これから進むべき進路(就職)や職場で求められている状況で決まってくるのですが、少し違った観点で考えてみることにしましょう。
国外も絡む旅行業務がある会社へ就職することが決まっている、もしくは希望としている場合、当然、総合旅行業務取扱管理者の資格を取るべきです。
しかし、国内と総合とでは試験の難易度が違い、国外の旅行業務も取り扱える総合旅行業務取扱管理者の資格のほうが難度が高くなります。
逆にいうと国内旅行業務取扱管理者は取得が『やさしめ』と言ってよいでしょう。
また、旅行業務取扱管理者資格の受験日は年に1回となっております。
それを加味すると、現在明確な道がまだ定まっていない、もしくは道を決めかねている方、すぐに資格がほしい方については「国内旅行業務取扱管理者」を狙ってみるのも一つの手だと思われます。
何故かというと、国内旅行業務取扱管理者資格を持っていると、もし他の理由で今度は総合旅行業務取扱管理者資格が必要な場合、受験内容の一部項目が免除される点もあり後から総合を受験しても決して無駄になりません。
また、受験日についてですが、国内旅行業務取扱管理者は毎年9月頃、総合旅行業務取扱管理者は毎年10月頃実施されます。
それはつまり、、
国内試験を受験した同じ年に総合試験を受けるといったW受験が可能なのです!
国内試験と総合試験では出題範囲がかぶる箇所もあるため、意外と両方の資格を同じ年に狙う方も多く、国内の試験を受験後の出来によっては総合も視野に入れる、、、といった方法もあります。
国内試験と総合試験では出題範囲がかぶる箇所も多く、両方の資格を同じ年に狙う方も大勢おられます。
通信講座でもW受験対応のコースが用意されており、毎年多くの方が受講されていることを考えると「どちらを取るか?」の質問に対しては「両方取ってしまう!」というのも答えの一つになってくると思います。
!ポイント!
明確に総合旅行業務取扱管理者資格を希望している方は当然「総合」を。
道を決めかねている方、すぐに資格がほしい方は「国内」を。
試験勉強を1度の苦労で済ませたいならW受験で両方取るべし!
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